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物価高…近場でコスパ重視 道の駅が人気!入り込みは去年の2倍 理由は充実した「レジャー施設」 旬の農産物や特産品のワインなど並ぶ販売店

塩尻市の道の駅 充実したレジャー施設

この大型連休、ひときわにぎわいをみせたのが長野県塩尻市の道の駅です。充実したレジャー施設や地元の特産品が並ぶ販売店などが人気で、入り込みは2024年の2倍に。理由を探りました。

風を切って走るゴーカートに、子どもたちに人気のエアー遊具。

子ども:
「楽しい。はねるところ、ふよふよしていて楽しい」

旬の山菜も。

多くの人でにぎわうのは塩尻市の「道の駅小坂田公園」です。2025年の大型連休は、天候に恵まれたこともあり、2024年の2倍の入り込みでした。

小坂田公園サービスセンター原竜真副所長:
「(GW)3日から後半始まってからは、朝から人・人・人という感じです。去年より倍近くご利用いただいています」

塩尻市の道の駅 充実したレジャー施設

人気の理由の一つが充実したレジャー施設です。

スライダーを滑った子ども:
「楽しいけど、速い!」

スライダーやボルダリングが楽しめる「室内アスレチック」。1時間ごとに90人の人数制限をしていますが、大型連休中は満員の状況が続きました。

松本市から:
「初めて(子どもが)ボルダリングして遊んでいる姿を見ることができてすごく新鮮で面白かった。とても来てよかったなと思います」

山梨県から:
「室内にこんな楽しい所があるなんて思いもしなかったので、かなり得した気分」

長い列が出来ていたのは、ゴーカート場です。

東京都から(娘):
「楽しかった!カーブ」
母:
「暖かいので、風が気持ちよくて、2人とも笑いあって見つめあいながら、子どもが楽しそうにしていたので、乗ってよかったな」

塩尻市の道の駅

人気の理由のもう一つは、旬の農産物や特産品のワインなどが並ぶ販売店です。

5月5日は、コシアブラやタラノメなどの山菜も並び、続々と買い求めていました。

神奈川から(コゴミ、タラノメ、コシアブラを購入):
「関東の方、なかなかこういうの売っていなくて、量も少なくて高かったりするので、安くていっぱいあるのを買って帰ってます。楽しかったですね」

東京から(野沢菜を購入):
「おしんこ、美味しいから(好き)」
「きれいなところだと思いました、品ぞろえもある」

県外からの客も多い道の駅ですが。

小坂田公園サービスセンター原竜真副所長:
「今の時期だと県外の方も結構車のナンバー見ると多いですし、でも一番は中信地域が多い印象です」

今年の大型連休は、「県内からの客が多い印象」だと言います。県内から訪れた客にも道の駅を選んだ理由を聞いてみました。

塩尻から:
「今回、長期の連休ではないので、近場でというのはあります。今年は遠出じゃなくて、近場で楽しもうというのはある」

佐久市から:
「物価高なので、ホテルも考えてしまうので、できるだけ近場でコスパよく遊べれば、(公園は)予算もすごい低予算で遊べるので、すごく助かりますね」

日の並びや、物価高の影響で、「安く、近場で過ごそう」という人が多かったようです。

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