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新たな「ふるさと納税」 諏訪市で『旅先納税』寄付額の3割分の電子商品券が受け取れる 観光振興につながると期待

「旅先納税」

諏訪市(長野県)で22日から新しいふるさと納税が始まりました。旅行で訪れた客が納税すると、返礼品として電子商品券が受け取れる「旅先納税」という仕組みで、観光振興にもつながると期待されています。

(記者リポート)
「諏訪市できのうから始まった『旅先納税』。旅行や出張で訪れた際にスマホでふるさと納税をすると、このように返礼品として現地で使える電子商品券が受け取れます」

諏訪市で始まったふるさと納税の新しい仕組み「旅先納税」。専用のサイトを開いて寄付をすると、寄付額の3割分の電子商品券が受け取れます。

商品券は市内の宿泊施設や飲食店など加盟する14店で使うことができます。

(記者リポート)
「返礼品の電子商品券はQRコードを読み取ることで、1円単位で金額を指定して使うことができます」

「旅先納税」は、観光振興にもつながると期待されていて、県内でも軽井沢町、山ノ内町、安曇野市がすでに導入しています。

諏訪市はこれまで夏の花火大会の入場券や温泉宿の宿泊券などを返礼品としていて、2024年度の寄付額は2億9000万円でした。

上諏訪温泉や諏訪湖などの観光資源を生かし、「旅先納税」で、寄付額も観光客も増やしたいとしています。

諏訪市・後藤慎二副市長:
「諏訪でしか感じられない体験を魅力にして、多くの方にお越しいただき、寄付を増やしていきたい」

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