
シンガーソングライターのyuikaさん(18)
特集は18歳のシンガーソングライターです。この春、高校を卒業した長野市の女性がオリジナル曲のCDを発売し、先日、ワンマンライブを開きました。自分の気持ちを表現するのが苦手だという18歳。歌に今の「思い」を込めています。
■「等身大の思い」を込め

ワンマンライブ(4月13日、長野市川中島町・駅前Cafe和)
♪「Cycle」:
「一人きりの暗い部屋 吸っても吐いても胸の中に残ったまま 研ぎ澄まされた感覚が果てしない夜にするから」
澄んだ歌声。思いを素直に表現した歌詞。
長野市のシンガーソングライターyuikaさん18歳です。先日、長野市のカフェでワンマンライブを開きました。
♪「ハリエンジュ」:
「あなたがいたあとが聞こえたらいいのに 桜蕊が踏まれて また春が忘れられていく」
長野市から(40代):
「ハイトーンのボイスがすごく魅力的で、リズム感もあるので聴いていてすごい楽しい」
ライブで披露した5曲はyuikaさんが作詞・作曲。「等身大の思い」を込めています。
yuikaさん:
「自分が思っていることを伝えたいと思いながら、それを気に入ってくれる人がいればいいな」
■歌とギターに熱中

yuikaさん(左)とボーカルトレーニング講師・yamyさん
長野市生まれのyuikaさん。小学6年生の時に妹が習い始めたことがきっかけでギターを始めました。
中学2年生の時には学校の文化祭で歌を披露したいとボーカルトレーニング教室にも通い始めました。
歌とギターに熱中していったyuikaさんですが、当時はまだ「カバー曲」のみ。作詞・作曲をするようになったのは高校生の時です。
市内の高校に入学したyuikaさんでしたが、なじめず、休みがちに。通信制高校・川中島高等学園に転学します。
そして、転学後の高校2年の冬、ボーカルトレーニングの講師から作詞・作曲を勧められたのです。
ボーカルトレーニング講師・yamyさん:
「すごく真面目で大人しくて内に秘めたものをふつふつ持っていて、芯が強いなと思っている。yuikaさんにしか出せない言葉とかメロディーがあるなと思って」
yuikaさん:
「中学の頃から考えることが増えてきて性格的にふさぎ込む性格だから、いろいろと思っても言わなくて。それがストレスになって、自分が思っていることを曲にしてだいぶメンタルが安定した気がする」