YouTube X Instagram

スイセンによる食中毒 ニラと間違え自宅周辺の有毒植物スイセン採取しマヨネーズ和えにして食べる 男性1人が嘔吐や下痢などの症状 

提供 長野県

長野県は長野保健所管内で有毒植物「スイセン」による食中毒が発生したと発表しました。男性1人が食用の「ニラ」と間違えて採取し、食べたということです。

長野県によりますと、4月15日午前10時半ごろ、上水内郡内の医療機関から「ニラと間違えて採取したスイセンを食べて胃腸炎の症状となった70歳以上の男性1人を治療している」などと長野保健所に通報がありました。

男性は14日、自宅周辺に生えていたスイセンを採取し、午後9時頃に醤油マヨネーズ和えにして食べたところ、9時半頃から嘔吐や下痢などの症状が出たということです。

男性は医療機関で治療し、快方に向かっているということです。

県によりますとスイセンとニラは似ているため、間違えて食べ食中毒となる例が相次いでいて、注意を呼び掛けています。


左:ニラ 右:スイセン

〇長野県の呼びかけ
※スイセンとニラの見分け方
・スイセンの葉には臭いがありませんが、ニラの葉にはニラと特有の臭いがあります。

※有毒植物による食中毒防止のポイント
・よくわからない植物は、絶対に「採らない、食べない、売らない、人にあげない」
・食べられる山菜、植物の「特徴を完全に覚える」
・身近な植物をむやみに食べない

※もし食中毒だと思ったら、すぐに医師の診察を受けましょう。食べたものが残っている場合は、受診の際、持参してください。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ