
長野県立大学で卒業式
巣立ちの春です。長野県立大学で卒業式が行われました。入学時は新型コロナの影響を受けた学生たちも笑顔で門出の日を迎えました。
晴れ姿で記念撮影。晴れ晴れした表情の学生たち。長野市の県立大学は14日が卒業式です。
県立大学は高校生の県内進学先を増やそうと2018年に開学。1年次は全寮制、2年次は海外留学を必修にするなど「特色ある学び」ができることが特徴です。
しかし、今年の卒業生は入学時、新型コロナの影響でオンライン授業など異例の学生生活を強いられました。
卒業生・谷口真唯さん:
「入学して最初の1年は仲間との寮生活や華やかなキャンパスライフを期待していた。私たちにとって想像していたものではありませんでした。学内で仲間と勉学に励み、歓談しながらながら余暇を楽しむ何気ない日常がこの上なくぜいたくで当たり前ではないと感じることができた」
金田一真澄学長は「変化の時代にこそチャンスがあることを忘れないでください」と祝福の言葉を贈りました。
2つの学部、大学院生247人が巣立ちました。
卒業生:
「知らない土地と場所で(働くので)不安なところもあるが、大学で学んだことや友達と頑張ったことを生かして新しい土地でも自分らしく頑張りたい」
「(卒業後は)岩手県で日本酒造りをする。親に迷惑をかけない、自立した大人になって生活したい」
「(県内の)旅館で働きます。お客さんが過ごしやすいような接客を目指して頑張りたい」