
中野警察署
長野県中野市のキノコ工場で12日、男性(63)がベルトコンベヤーに腕などを巻き込まれる労災事故がありました。男性は意識不明の重体です。
重体となっているのは、キノコを栽培する信州培養センターに勤務する男性(63)です。
警察によりますと、男性は午後2時半ごろ、キノコの培養に使うおがくずを処分するためのベルトコンベヤーを1人で掃除していて、何らかの理由でベルトコンベヤーに右腕などを巻き込まれました。
近くを通りがかった別の社員が、ローラーに右腕から上半身を挟まれた状態の男性を発見したということです。
男性は中野市内の病院に搬送されましたが、その後、長野市の病院に転送されました。意識不明の重体ということです。
ベルトコンベヤーを止めて作業していたかなどは不明で、警察は当時の状況や事故が起きた原因を調べています。