
マイナ免許証
3月24日に運用が始まる「マイナ免許証」。その名の通り、「マイナンバーカード」と「運転免許証」を一体化したものです。これまでの「運転免許証」からどう変わるのか。メリットや注意点をお伝えします。
3月7日、長野市の北信運転免許センターで行われた報道向けの説明会。県警の担当者が3月24日から始まる新しい手続きを紹介しました。
東北信運転免許課・大日野豊 課長補佐:
「免許情報の入っていないマイナンバーカードにアプリを搭載します」
マイナンバーカードと運転免許証を一体化させた「マイナ免許証」です。マイナンバーカードのICチップに運転免許証の情報を組み込ませたもので、マイナンバーカードを運転免許証として扱えるようになります。
街の人は…
30代:
「聞いたことはあります。全然、わからないです」
20代・30代:
「免許証の更新がオンラインでできるんだっけ…」
「全然、俺の方がわかっていない…」

県内4か所で取得の手続きが可能
一体化によってどんなメリットがあるのでしょうか。
東北信運転免許課・大日野豊 課長補佐:
「マイナ免許証を作ることで、オンライン講習を受けることが可能になります」
マイナ免許証を持つと、「優良」と「一般」の人は、免許更新時の講習をオンラインで受けることができます。
また、引っ越しなどによる住所変更も、市町村の窓口へ届け出れば、運転免許の住所も自動で変更されます。
一方で、注意点も…。
東北信運転免許課・大日野豊課長補佐:
「マイナンバーカードの券面上では免許証の情報を見ることができない」
「マイナ免許証」で免許の有効期限などを確認する場合、カードの表示されていないため、専用のアプリをダウンロードして確認する必要があります。免許更新のはがきは、これまで通り郵送されるということです。
また、一体化していてもマイナンバーカードと運転免許証の有効期限はそれぞれ異なり、それぞれで更新する必要があります。
24日から運用が始まりますが、全員が「マイナ免許証」に変えなければいけないわけではありません。