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3・11から14年「原発が続いていくのか岐路に立っている」 約200人が脱原発呼びかける行動 政府の「エネルギー基本計画」は再生可能エネルギーとともに可能な限り原発利用  

長野市街地をデモ行進

東日本大震災から14年がたちます。3月11日を前に、長野市では「脱原発」を呼びかける集会が開かれました。

アナウンス:
「沈黙の時間始め」

アナウンスが流れると、それぞれが原発のない世界の実現に思いをはせました。

「脱原発長野行動」は、毎年3月11日を中心に長野県原水禁や市民団体などが行っています。長野市中心部の公園には今年も約200人が集まりました。

2月に政府が閣議決定した「エネルギー基本計画」では、太陽光や風力などの再生可能エネルギーとともに原子力も可能な限り利用する方針が盛り込まれました。計画では、発電量全体における「原子力」の割合を、2040年時点で2割程度にする目標です。

脱原発共同学習会・鶴巻宏治さん:
「今、私たちが置かれている状況は、原発がこれから続いて行くのかどうか、岐路に立たされていると思います」

デモ行進:
「子どもを守ろう、命を守ろう」

集会の後はプラカードなどを手に市街地を行進し、「福島の原発事故を忘れない」などと声をあげました。

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長野放送ニュース

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