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「やっぱり雪が似合う」春一番の黄色フクジュソウ 全国有数の50万株の群生地で「福寿草まつり」 乾燥と寒さで開花は2~3週間遅く 3月中旬以降が見ごろ

雪割りのフクジュソウ

長野県内は9日、各地で日差しがたっぷり届きました。松本市四賀では春を告げるフクジュソウの花が咲き始めています。

雪の中からのぞいた黄色い花。雪割りのフクジュソウです。

松本市四賀地区には約1.5haに50万株が自生し、全国有数の群生地となっています。

一帯には遊歩道が整備され、春を感じながら散策する人たちの姿がありました。

男性:
「やっぱり雪が似合いますね、フクジュソウは。黄色は春一番の色っていうから」

咲き始めたのは2月下旬。この冬は県の中南部で雪が少なく、寒さも続きました。開花は例年より2~3週間遅れているということです。

「松本市四賀福寿草まつり」実行委員会・常田兼弘さん:
「この冬は(土壌が)乾燥していた、そこへきて寒かった。今年のような遅れは今まであまりなかったですね。3月中旬以降が見頃になってくると思います」

8日から23日までは「福寿草まつり」が行われています。10日以降はさらに気温が上がり暖かい日が続きそうで、野山一帯が黄色に彩られそうです。

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長野放送ニュース

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