6日、接種を受けた20代の女性もキャッチアップでの3回目の接種でした。「友人から進められ、リスクを調べた上で受けると決めた」ということです。
厚生労働省によりますと、対象者のうち初回接種を終えているのは2024年9月末の時点で3割から4割ほどで、20代前半の世代の接種率が低い傾向だということです。
公費で受けられる期限は迫っていますが、医師は「ワクチンの効果とリスクを理解した上で接種を検討してほしい」としています。
丸山産婦人科医院・丸山和俊院長:
「ワクチンという方法で減らせるがんだろうということが間違いないとなっている。どういったワクチンでどういう効果があって、どういうリスクがあるのかをよく聞いた上でしっかり判断してくことが一番大事」
対象の方で心配や疑問がある場合は各自治体や医療機関に相談してみて下さい。また、接種を受けていてもいなくても、20歳になったら2年に1度は子宮頸がん検診を受けることも大切です。
県内の対象者はおよそ8万6000人。そのうち、2023年度に初回接種を終えた人は少なくとも6000人です。
国が発表した初回接種を終えたキャッチアップ接種対象者は2024年9月末までにおよそ30~40パーセント台となっています。
特に20代前半の接種率が低くなっており、2001年度生まれが34.5%と、キャッチアップ接種世代で最も低くなっています。
希望しても接種できない…子宮頸がん予防のワクチン足りず 公費で受けられる「キャッチアップ接種」を期間延長
