
花びらがめくれたところに並んでいるのが、バナナの実
およそ1年半後に咲いたバナナの花。
花びらがめくれたところに並んでいるのが、バナナの実です。
少しずつ大きくなり、半年ほどすれば収獲できます。
バナナを栽培・下山忠司さん:
「最初できたときは感動しました。(できるまでに)1年くらいかかると、感動しますね。ほとんど毎日見ながら、いつ採れるかな、何カ月かなって」

道の駅を訪れた客は―
この冬も立派に実ったバナナ。
多くの人に楽しんでもらいたいと、1月、一房およそ110本を道の駅に寄贈しました。
道の駅を訪れた客:
「びっくりしました。こんな寒いところでね」
「バナナを見たくて来ました。こんなのなるんだね」
「地球温暖化で温度が狂ってきているのかな、そうじゃないよな」

「豊丘産バナナ」のジェラート
3週間ほど展示し、熟成したことから、道の駅はジェラートに加工することにしました。皮をむいてミキサーに。
地元産の牛乳などを使ったジェラートのベースと混ぜ合わせて、専用の機械に入れると豊丘産バナナのジェラートの完成です。
製造責任者・大川亜美さん:
「豊丘のバナナの良さを消さないよう他にいろいろ加えず、シンプルな仕上がりになっています」
(記者リポート)
「豊丘産バナナのジェラート頂きます。いい香り、バナナのさわやかな香りがスーッと抜けていきます。甘みもほど良くて、とてもおいしいです」

下山さんと孫の凛翔ちゃん
物珍しさから早速、買い求める人もー。
愛知から:
「とてもおいしいです。(長野のバナナは)イメージわかないですけど」
木曽町から:
「あ、おいしい。もうちょっと熟してくるといいのかな、これはこれで非常においしい」
栽培した下山さんもジェラートを試食。
下山さん:
「おいしいですね。バナナの味がすごくします。ジェラート自体、できるのか分からなかったので非常に感激です」
孫の凛翔ちゃん(3)もー
凛翔ちゃん:
「(お味どう?)んふふふ~~(笑)」

「豊丘産バナナ」のジェラート
今回譲り受けたバナナからはおよそ400食が作れる見通しです。
(※売り切り次第終了)
南信州とよおかマルシェ・片桐明駅長:
「豊丘産のバナナっていうのはお金出しても買えるものではないので、もらえる時にまた作っていきたい」