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学校の制服が高い…「リユース品」を定価の1割~3割の価格で販売 物価高の中…新生活を応援 需要増で専門店の場所を移転 品数も営業日も増やす

学校の制服や運動着などの「リユース」が人気

2月に入り、新生活への準備を進めている人も多いのではないでしょうか。物価高の中、人気なのが学校の制服や運動着などの再利用「リユース」です。長野県松本市の専門店は、需要の高まりを受け、場所を移転し、品数や営業日も増やして対応しています。

入学先の高校の制服を試着する女子中学生。

保護者:
「きれいだね、擦れがない」

着ているのは新品ではなく、他の人が着ていたものを再利用した「リユース品」です。

松本市にある制服や運動着のリユース専門店「ココ・リンク」。買い取ったり、寄付されたりしたリユースの制服や運動着など2000点を販売しています。

ココ・リンク・吉沢梢さん:
「これがLとLLで、向こうに試着室があるので着てみて」

店主の吉沢梢さん。以前は、別の場所に店を構えていましたが、客が増えて手狭になったことから、2月1日、移転して再オープンしました。

ココ・リンク・吉沢梢さん:
「今までのお店がすごく狭くて外でお待たせすることがかなりあったので、広くなってゆっくり見ていただけて、ちょうどタイミング的にはよかったな」

吉沢さんがリユースの専門店を始めたのは2023年。3児の母親で、子どもたちの成長に合わせて制服を買い替えることに大きな負担を感じていました。

ココ・リンク・吉沢梢さん:
「(制服は)値段がかなり高いので制服を買い足せる店があるのかなって探したが、新品を買うしかないことがきっかけで自分でやろうかなと」

買い取りや寄付によって集まった制服や運動着は、クリーニングをしたり、補修をしたりして、定価の1割から3割ほどの価格で販売しています。物価高の影響で、制服自体も値上がりしていて、利用客は年々増えています。

ココ・リンク・吉沢梢さん:
「口コミでどこどこのお母さんから聞いたよとか、友達伝いに子どもが聞いてきたと少しずつ来店が増えているのがうれしい」

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長野放送ニュース

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