
名誉市民章を授与された出口クリスタ選手
パリ五輪で金メダルを獲得した柔道の出口クリスタ選手が21日、ふるさとの塩尻市(長野県)の母校で名誉市民章を授与されました。

塩尻市での凱旋パレード(2024年8月)
母校の広丘小学校で大勢の子ども達に迎えられた出口クリスタ選手。
去年のパリ五輪では柔道・女子57キロ級に父親の母国のカナダ代表として出場し、見事金メダルを獲得しました。
塩尻市での凱旋パレードでは市民ら約2万人が快挙を祝い、市長への表敬訪問で。
百瀬敬市長:
「ぜひ、塩尻市の名誉市民になって欲しい」
出口クリスタ選手:
「喜んでお受けします」

市長から名誉市民章などを贈られた出口クリスタ選手(1月21日)
翌9月には名誉市民に選ばれ、年が明けた1月21日に市長から名誉市民章などが贈られました。
出口クリスタ選手:
「ここで過ごした経験があったからこそ、やって来られたのかなと思います」
「皆さんも最後まで諦めず、その過程を楽しんでこれから成長していってほしいです」

所属した道場の後輩たちとも対戦した出口クリスタ選手(左)
子どもたちとの質問タイムでは..。
6年生:
「小学校の一番の思い出は何ですか?」
出口クリスタ選手:
「池に水が入っていて、鯉を捕まえたりスズメを捕まえたたりやんちゃだった。自然の中で遊んだことが思い出です」
妹のケリー選手と大外刈りなどの得意技も披露し、所属した道場の後輩の子どもたちとも対戦しました。
対戦した男の子:
「力強くて僕は投げられなかったけど、投げられて良かったです」

母校で名誉市民章を授与された出口クリスタ選手(全列中央)
今後の目標や抱負を伺いました。
出口クリスタ選手:
「名誉市民に恥じぬように人生を送っていきたいなと、そして何かしら塩尻に貢献していけたらと思っています」
「(五輪を終えて)第二章の出口のストーリーを今頑張っている状態なので、まだ)これといった目標は無いけれど、そのストーリーが面白くなればと思っています」
出口選手のこれからの活躍に期待です。