
長野市役所
長野市は、ふるさと納税の32の返礼品で、申請と異なる実態があったと発表しました。寄付額は1億円余りに上ります。
長野市によりますと、2025年5月から7月にかけ、返礼品を登録している198の事業者に対し「地場産品基準」に該当しているか確認したところ、9事業者32品目で総務省への申請内容と異なる実態が判明しました。
りんごジュースやプルーンジュースなど7品目は、「市内製造」と申請していましたが、実際は市外で製造し、本来、返礼品として取り扱うことができないものでした。
32品目に寄せられた寄付は9164件1億684万円余りに上るということです。
基準外と分かった返礼品は全て、寄付の受け付けを停止したということです。
市は、「改めて制度の周知を徹底し、複数の職員で丁寧な確認を行う」としています。