1年の健康を願って食べる「七草がゆ」。
長野県飯田市の天龍川総合学習館「かわらんべ」で11日、「七草がゆを味わう会」が開かれました。園児や小学生など8家族22人が参加し、近くの畑でナズナとハコベラを摘みました。
協力員の女性が説明:
「ゴギョウっていうのはハハコグサって花なんだけど」
男子児童:
「うん」
協力員たちが集めたのは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの「春の七草」。正月のしめくくりに1年の健康を祈って食べます。
まずは手で葉っぱをちぎって…
皆で唱え言葉を歌う:
「七草ナズナ 唐土の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に 七草ナズナ 合わせて はたはた」
歌にあわせて包丁で刻みます。
最後に、お餅入りのおかゆと混ぜて出来上がりです。
熱々を息で冷ましながら口に入れました。
小学生:
「おいしいです」
小学生:
「やさしい味。昔の人はこういうものを食べて温まっていたことがわかりました」
小学生:
今年はどんな年にしたい?「友だちと仲良くしたい」
それぞれに1年の願いを込めました。