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技量不足や装備不足による行動不能が増加 長野県内の山岳で2024年発生した遭難321件350人「過去最多」 年代別では40代以上が8割、60代以上が4割以上

遭難した男性 提供:長野県警

長野県内の山岳で2024年発生した遭難は、321件350人で、件数・遭難者数ともに過去最多となりました。死者も50人で、前の年から13人増え過去5年で最多となりました。

コロナ禍が明けて登山を楽しむ人が増えていることに加え、キノコ採りや山菜採り、バックカントリーの遭難も増えたことが主な要因とみられます。

技量不足や装備不足により、行動不能になる「無事救出」のケースが特に増えていて、全体のおよそ半分を占めました。

遭難者の年代別では40代以上が8割、60代以上が4割以上を占めており、県警は「年を重ねてから登山を始める人が増えていて、実力や体力に見合った登山を計画してほしい」と呼びかけています。

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長野放送ニュース

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