雪道でスリップ　外国人観光客が立ち往生…車のトラブル続出　JAF出動に密着　回避の注意点は「急ハンドル・急ブレーキ・急加速はしない」

スタッドレスタイヤの溝がすり減っている

綱嶋さんが作業しやすい場所まで車を移動させます。

タイヤを確認するとー。

JAF長野基地・綱嶋佑太さん：
「スリップサインがほぼ出ちゃっているような形になっていますので、タイヤとしても限界です」

スタッドレスタイヤを装着していましたが、摩耗して「溝」がかなり減っていました。

■冬の車のトラブル　多いのは？

レッカー移動することに

JAF長野基地・綱嶋佑太さん：
「危ないので、牽引して下まで持っていくような形にしようかなと思います」

このままでは危険と判断し、雪のない麓の道路までレッカー移動することに。

JAFによりますと、2023年度、県内の冬の出動で最も多かったのはライトのつけっ放しなどによるバッテリー上がり。※29.9％

続いて、落輪・落ち込み・スタックなど雪道のトラブルでした。※15.5％

雪道に慣れていない観光客のケースも多いということです。

綱嶋さん：
「長野県、観光地が多い、スキー場が多いということで、雪道に不慣れな方がいらっしゃる。観光で来られるというのもありまして、そういった落輪・スタック・落ち込み等が増えている」

■無事に終えられてよかった　

新年、午前0時「ハッピーニューイヤー」

家族はタクシーに乗ってもらい、麓までレッカー移動。路面に雪のない場所まで来ました。

JAF長野基地・綱嶋佑太さん：
「ノースリップ、ノースリップ、OK？」

移動し終えた時点で時刻は午前0時。綱嶋さんは現地で新年を迎えました。

JAF長野基地・綱嶋佑太さん：
「ハッピーニューイヤーすね」

依頼した家族：
「ハッピーニューイヤー」

一家は白馬に宿泊する予定でしたが急きょ、長野市で一泊することになりました。

依頼した家族：
「とても助かった。とても刺激的で、すばらしい年末だった。ハッピーニューイヤー」

JAF長野基地・綱嶋佑太さん：
「いつの間にか年越ししちゃったんだという。無事に終えられてよかったです」