「尋常じゃない煙の量」駅近くの店舗兼住宅で火事　53歳男性やけどで死亡　約6時間後ようやく鎮火　一帯は騒然

建物からあがる煙

長野県下諏訪町で4日、店舗兼住宅で火事があり、住人の50代男性が死亡しました。

火事があったのは、JR下諏訪駅に近い国道20号線沿いの店舗を兼ねた住宅です。

警察や消防などによりますと、午前10時45分ごろ、「3階建ての建物から火が出ている」と119番通報がありました。

近所の住民：
「火は見えませんでした。煙は尋常じゃない様子で量がものすごかった」

出火から約1時間後、この家に住む会社員の男性（53）がやけどを負い、諏訪市内の病院に搬送されましたが、その1時間後に死亡が確認されました。同居の母親などは逃げて無事でした。

建物は1階が洋品店、2階と3階が住居になっていて、出火から約6時間後の午後5時前にようやく鎮火しました。

現場は、JR下諏訪駅や諏訪大社下社に近い中心部で、住宅や店舗が密集しています。他の建物への延焼はありませんでしたが一帯は騒然となりました。