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2033年の伊勢神宮の式年遷宮に向け…“20年に1度の祭り”ヒノキの「御用材」を伊勢へ送り出す「御神木祭」 町内を曳き回る「お木曳き」が行われる

「御神木祭」

伊勢神宮の式年遷宮に向け6月3日、長野県上松町で伐採されたヒノキの「御用材」。4日は、台車に載せて町内を曳き回る「お木曳き」が行われ、にぎやかな雰囲気に包まれていました。

(記者リポート)
「20年に1度の祭りです。多くの人の掛け声があり、にぎわっています」

掛け声に合わせて曳いているのは、重さ1トン以上のヒノキの大木。2033年に行われる伊勢神宮の式年遷宮で使われる「御用材」です。

3日、町内の国有林で行われた「御杣始祭(みそまはじめさい)」で伐採されました。御用材は、社殿を建て替える際に、御神体を入れる器「御樋代(みひしろ)」に使われます。

4日から始まったのが御用材を伊勢へと送り出す「御神木祭」。台車に載せて町内を回る「お木曳き」では、事前に申し込んだ参加者が掛け声をあげながら綱を引っ張りました。

三重から:
「楽しいですよね、(参加して)よかったです」

ラトビア在住(地元出身):
「木が見えた時、あれがお伊勢さまに行くんだって感動しました」

ラトビア在住の長女:
「(次は20年後だけど)必ず来ます!」

住民:
「よそからも大勢来るし、盛大にできてよかった。無事に届いてくれればいい」

地元の小学生も参加し、練習した木遣り歌を歌いながら綱を引っ張りました。

児童:
「楽しかったです。声出しの『よいよい』のところが楽しかった」
「20年に1回なので、参加できてうれしかったです」

御用材は午後4時過ぎに上松駅前到着しました。5日まで上松駅前に置かれ、あさって6日に伊勢神宮へ出発します。

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