
海ぶどう
横山健二さん:
「宝石のようなツヤツヤ感」
こちらの水槽一つで15キロほど収獲できるそうです。
海ぶどうの味はー
(記者リポート)
「いただきます。プチプチとした食感が楽しいです。南国を思い出すような味です」
■お薦めの食べ方は

しゃぶしゃぶ
お薦めの食べ方も紹介してもらいました。
牛肉で巻いた「海ぶどうの肉巻き」。
横山健二さん:
「おいしいです。(肉の)油っぽさを(海ぶどうの)ぬめりが洗い流してくれるので、とってもよく合う」
海ぶどうのしゃぶしゃぶもおすすめ。食感が失われないようさっとだしにくぐらせます。
ぽん酢につけて。
(記者リポート)
「あ、きれいな緑色に」
海ぶどうの色がより鮮やかに。
ポン酢につけて。
(記者リポート)
「鮮やかな色になった海ぶどうとお肉がマッチしてとてもおいしいです」
「冷ややっこ」にのせても美味!
■家族は園芸農家 その環境も影響

フィンガーライム
横山さんの実家は園芸農家。実は兄・準さんも「プチプチ」としたものを栽培しています。
兄・準さん:
「森のキャビアと呼ばれるような植物」
こちらはフィンガーライム。オーストラリア原産のかんきつ類で中身が粒状になっています。県内での栽培はまだ珍しいということです。
兄・準さん:
「果肉がつぶれると中から酸味が口いっぱいに広がる。うちはもとはシクラメンをやっていたんですけど、でも施設はビニールハウスも暖房設備もあるということで、寒い信州でも暖房設備ないとできない植物をやってみたいと」
横山さんの養殖は家族が園芸農家という環境も影響して始まったようです。
■山国・信州で広めたい

海ぶどう
県内の海ぶどうの生産者は横山さんだけ。6月から地元の道の駅やスーパーなど4カ所に出荷しています。
コストはかかりますが、知ってもらえれば十分、需要はあると見ていて、海から遠い佐久の地で育てる海ぶどうを山国・信州で広めたいと意気込んでいます。
高原グリーンキャビア・横山健二さん:
「(海ぶどうは)低温過ぎても、高温過ぎてもダメなので、沖縄の食べたいからと真夏に輸送してもつぶれちゃうし、真冬だと寒くてつぶれてしまうが、地元で作って地元で配送できれば温度の影響なく新鮮な海ぶどうが食べられる。どんどん量を増やして長野県に広めていけたら」