長野市のホテルに全国でフィットネスジムを展開する「ライザップ」の小型ジム「チョコザップ」がオープンしました。宿泊客の満足度を高めたいホテル側と、会員以外にも利用者を増やしたいジム側の狙いが一致した全国初の試みです。
(記者リポート)
「このように、普段着で気軽に利用できるジムが全国で増えていますが、ここ、実はホテルの中なんです」
大手フィットネスジム「ライザップ」が全国に展開する小型ジム「チョコザップ」。
10月1日、長野市初の店舗としてオープンしたのが「ホテル信濃路店」です。ロビーの一角を改修しました。
ホテル内のテナントで働く人が体験ー。
ジムを体験した人:
「きついです!運動しやすい環境が整っているので利用したいです」
入会を決めた人:
「24時間利用できるっていうのもメリットかな」
「チョコザップ」は、トレーニングのマシンの他、カラオケや、セルフネイル、脱毛などの美容サービスも充実していて、会員になると月額3000円ほどで利用できます。
ただ、こちらは、ホテルと連携した全国初の店舗で、会員でなくても宿泊客は無料で利用することができます。
ホテル側には、宿泊客の満足度を高めるメリットがあり、ライザップ側には、会員以外にジムをアピールできるメリットがあります。
ホテル信濃路・宮入弘幸副支配人:
「こちらで軽く汗を流していただいて、お部屋に戻ってシャワーを浴びてお休みいただく。新たな宿泊体験としてご利用頂ければとてもうれしい」
RIZAP健康経営事業部・田名邊朋成部長:
「何か目的があってこの施設を利用して、ついでに運動するという運動習慣も提供しているので、名前の通り『ちょこっと』利用いただいて、いいなと思っていただければ。会員になってたくさん使い倒していただければ」