
自分たちで調理したお菓子
一方、こちらのグループは石組みのかまどでお菓子作り。
火起こしから、調理まで自分たちで頑張りました。
佐久穂町から:
「もちもちしていて、甘くておいしい。自分で夜ご飯、朝ご飯を作り、みんなと協力して、いろんなことができるというのが楽しい」

夕食の話し合い
遊び終わったら夕食の時間。「賊」と呼ばれる10人ほどのグループにそれぞれ食材が与えられ、何を作るかは、子どもたちが話し合いで決めます。
この日の食材は、地元で採れたナスやピーマンなどの野菜と、鶏むね肉など。
女の子:
「ナスもこっちに入れたら」
男の子:
「しょうゆあるから切って、ゆでて、しょうゆつける」

夕食作り
メニューを決めたら調理に取り掛かります。
富山から:
「みんなでアイデア出して、おいしくて早く作れそうなものを選んで、それを実行するみたいな。普段と変わらないけど、友達とやるのが楽しい」

夕食作り
火起こしも―。
子ども:
「やったー!やったー!」
「せーの、ライス!」
どんな料理ができたのでしょうか?

チャーハン
完成したら賊ごとに発表ー。
サポートする大学生:
「きょうのメニューは何ですか?」
子ども:
「チャーハン」
さまざまな料理が完成!

自分たちで考えて作った料理の味は?
「いただきます」
自分たちで考えて作った料理の味は?
東京から:
「おいしいです。(何がおいしい?)全部。みんなで食べるとおいしいし、みんなといると楽しいことが分かった」
「みそ汁もチャーハンもすごくおいしい。がんばって作ったご飯は、すごくおいしい」

片付け
食後の片付けも自分たちで。
山賊キャンプの濃い一日が終わりました。

8月25日までに675人が参加予定
大自然の中で子どもたちの主体性や協働力を育む「山賊キャンプ」。今年は8月25日までに675人が参加する予定です。

大自然の中で過ごす「山賊キャンプ」
グリーンウッド自然体験教育センター・齋藤新 事務局長:
「一つは人と関わることは面白いと思ってもらいたい。もう一つは、自分が発見したものを大切に持ち帰ってもらいたい。自分が発見したものを大事に持って帰ることが、大人になった時の主体性や、価値観を育てる種になっていく」