
「松本PARCO連」の練習の様子
感謝の気持ちを込めた踊りをー。
7月下旬から仕事の合間に集まり、手の動かし方やステップの踏み方など練習を重ねてきました。
店は1984年にオープン。若者に人気でしたが、中心市街地の競争激化やECサイトの台頭、さらにはコロナ禍の影響もあって閉店することに。
「最後の夏」を迎えたのです。

「松本PARCO連」の参加者
本番当日はおよそ70人が参加。
松本PARCO連の参加者:
「パルコが来年の2月で最後だったので、感謝の気持ちを込めて踊りにきました」
22年前の連に参加したという人もー。
松本PARCO連の参加者:
「変わらず、すごく活気にあふれてるという印象。われわれが踊れるのも街の皆さんのおかげだと思ってるので、その熱い思いに応える気持ちで一生懸命踊ります」

参加を呼びかけた・伊藤季巳可さん(右)
参加を呼びかけた伊藤季巳可さん:
「(閉店まで)みんなで最後までがんばろうねと、皆さんにありがとうの気持ちで、最後まであきらめずに同じ音頭で走り続けたい」
40年分の感謝の気持ちを込め、およそ2時間踊り切り、最後は涙ぐむスタッフたちの姿がありました。
参加を呼びかけた伊藤季巳可さん:
「楽しかった。良かったです、みんなで踊れて」
松本PARCO・斉藤博一店長:
「(街の人が)パルコのことを少しでも覚えていただいたり、親しみを持っていただいてるんだと改めて感じました」