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相次ぐ水難事故 川で流されたら…夏休み前に児童が「着衣泳」学ぶ 近くの川で中学1年生が溺れて亡くなる事故 

19日、長野県安曇野市の小学校で「着衣泳」の授業が行われました。

児童が服を着たままプールに入ります。安曇野市の明北小学校で終業式の後に行われた「着衣泳」の授業です。
川遊びなどの機会が増える夏休みを前に、水難事故を防ごうと県総合教育センターから講師を招きました。

講師:
「大事にしてほしいのは、泳いで逃げることじゃない。浮くこと、力を残すこと」

学校がある明科地区では2023年4月、犀川で釣りをしていた当時中学1年生の男子が溺れて亡くなる事故がありました。

「着衣泳」の授業は事故を受けて2023年から始まりました。
服を着たままだと思うように泳げません。19日は川で流された場合に空のペットボトルを使って浮く方法などを学びました。

児童:
「服着ると水分が含まれて重かったり、泳ぐのが困難だったりした」
「溺れそうになった時は、浮くものをつかんで、『背浮き』をやれば助かるなと」

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長野放送ニュース

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