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高速道路の工事の裏側  老朽化進み…橋の「床版」取替  クレーン2台で1日10枚のペースで計133枚設置

老朽化が進む高速道路の工事の裏側です。上信越道の佐久市香坂の橋は現在、耐久性の高いコンクリートの床に取り換えられていて、6月5日夜、その工事が公開されました。

クレーンで釣り上げられたコンクリートのかたまり。ゆっくりと方向を変え、位置を合わせていきます。

上信越道碓氷軽井沢インターと佐久インター間の香坂川橋。

5日夜、リニューアル工事の様子が公開されました。

橋の床部分・「床版」の取替工事で、新たなコンクリートにすることで長寿命化が期待できます。

ネクスコ東日本によりますと、橋は供用開始から30年が経ち、老朽化に加え、冬場の凍結防止剤の影響も大きく、劣化が進んでいたということです。

この工事ではクレーン2台を使い1日10枚のペースで計133枚を設置する予定す。

その後、アスファルト舗装を行うなどするため、7月中旬まで対面通行にして作業を進めます。

ネクスコ東日本では現在「高速道路リニューアルプロジェクト」に取り組んでいます。

上信越道ではお盆明けから11月までの予定で、小諸市、東御市の橋でも工事を行う予定で、ネクスコ東日本では「ご迷惑をおかけするが、安全安心を次の世代に繋ぎたい」としています。

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長野放送ニュース

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