
不動産会社の猿田正志社長
こちらはレンさんをサポートしている不動産会社の猿田正志社長(72)。
遠条・猿田正志社長:
「(経営は)どんなもんですか」
レンさん:
「おかげさまで、お客さんにも認知してもらって、先週も町内のお客さんが週末来てくれて」
遠条・猿田正志社長:
「安定化してきてよかったね」

レンさんと不動産会社の猿田正志社長
実は猿田社長は元料理人。松本市の人気カレー店「メーヤウ」の元経営者です。店を譲って飲食業からは離れましたが、店を営む厳しさを熟知しており、日頃からアドバイスをしています。
遠条・猿田正志社長:
「どうしてもご飯のメニューがひとつ欲しいな」
レンさん:
「ご飯ものが少ないから、肉のせのどんぶりとか出す予定なので、来月から」
レンさん:
「いろいろアドバイスとか、相談させてもらったりとか、すごくありがたい存在ではあります。第二のお父ちゃんみたいな感じで思っています」
遠条・猿田正志社長:
「すごいと思うんですよ、女性が一人で知らない日本のこんな田舎に来て、そこで何かしようって思うこと自体が。今はそういうバイタリティーを持っている日本人は少ないので、すごく応援したい」

ゲストハウス営業の準備
店の営業を終えると今度はゲストハウスへ。
台湾からのスキー客が連泊中のため、スキーから戻ってくる前に部屋のセッティングなどを行います。

客と会話するレンさん
レンさん:
「おかえりなさい」
客:
「ただいま」
レンさん:
「it's fine(楽しかった)?」
「Very good(最高だった)?」

家庭的な雰囲気のゲストハウス
主と客の距離が近いレンさんのゲストハウス。
家庭的な雰囲気がインバウンド客に好評です。

台湾から
台湾から:
「Very nice.Very beautiful.(最高よ、室内もとても美しいし)Homey,homey.(居心地が良いのよ)」

客の撮影をするレンさん
北の「大町・白馬」、南の「松本・安曇野」に挟まれた池田町。
「二刀流」は決して楽ではありませんが、自分が気に入った池田町の「魅力」が増せばと奮闘しています。
「レンさん」ことグェン・ティヴィエット・リェンさん:
「池田町って今まで通過される町だと思うんですよ、大町・白馬行く人の。そうじゃなくて池田町に寄っていこうよみたいな、あそこにそういうお店があるし、そのきっかけをつくれたらすごく大きな貢献だと思うので。人と人のつながり、人と地域のつながりを、飲食店もそうだし、宿で提供していきたい」