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雪道に潜む危険 JAF「『急』のつく運転避けて」 急ブレーキ、急ハンドル…講習会で呼びかけ

長野県内では23日夜から広い範囲で雪が降る予報です。雪が降ると注意が必要なのが車の運転。JAF・日本自動車連盟は講習会などで、雪道での急発進、急ブレーキなど、「『急』のつく運転は避けてほしい」と呼びかけています。

今月、諏訪市の霧ヶ峰高原の特設コースで開かれたJAFの雪上運転講習会。

電線の修理などで雪道を運転する機会が多い電力会社の社員など、約20人が参加し、雪道に潜む危険なポイントを学びました。

JAF長野支部・吉川瑠美さん:
「雪道では『急』のつく運転を避けていただくということがポイントになってきます」

まずは、急ブレーキ。スピードを上げてから急ブレーキを踏むと、タイヤが滑り、3メートルほど先でようやく止まりました。

インストラクター:
「ABS(タイヤロックを防ぐ機能)は効いているけど、全然止まらない」

記者も体験-。

記者:
「ブレーキをかけてもまっすぐ止まらないというか、ハンドルの自由がきかないですね」

続いては、急ハンドルの危険を知るためにスラローム走行です。後輪のタイヤが滑り、車体が左右に大きく振れてしまいます。

参加者:
「(タイヤが)流される感じ。曲がると後ろが持っていかれる感じです。雪道は危ないってことが再認識できた」
「ハンドルを急に回してしまうとけっこう車体が滑って振れちゃうので、ゆっくりハンドルを回してあげるってことを心掛けたい」

JAFは、急発進や急な車線変更は控え、車間距離も十分取ることも意識してほしいとしています。

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