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「自分の身は自分で」家具の転倒防止、避難袋セット 備蓄も…防災グッズに関心高まる

地震への備えです。長野県内でも防災への意識が高まっていて、ホームセンターでは家具の転倒防止用のグッズや備蓄用の水などが注目を集めています。

(記者リポート)
「能登半島地震を受けて、こちらのホームセンターでは出入り口のすぐ、目立つところに防災対策の特設コーナーを設置しています」

地震の翌日から防災グッズの特設コーナーを設置。売り上げが伸びています。

綿半スーパーセンター千曲店・小山貴史さん:
「こちら転倒防止伸縮棒といって、天井と家具を支える商品です。去年に比べて11倍(売り上げが)増えています」

食器棚やタンスが倒れてこないよう固定するつっぱり棒は、特に注目を集めています。

(家具転倒防止伸縮棒Sサイズ1738円)

被災地では現在も多くの人が避難を余儀なくされ、避難生活の長期化も予想されています。

こうした中、避難生活などで使える防水・保温機能などがついたアルミ製の携帯毛布(ベリー暖ケット1298円)、手回し充電ラジオやカイロ、携帯トイレなど12点の防災グッズが詰め合わせになった「非常時持出袋」(避難袋セット4400円)も売り上げを伸ばしています。

このほか、備蓄用の水、長期保存が可能な乾パンやせんべいなどにも関心が高まっているということです。

高まる防災への意識。

県民はー。

客:
「備蓄はそろえていかないといけないと思います。『備えあれば憂いなし』で必要」
「懐中電灯とかは、枕元にいつも置いてあるけどね」
「(家具を)止めるのはやっています、タンスとか転ばないように」

店では自分の身は自分で守ることを意識して、防災グッズをそろえてほしいと呼びかけています。

綿半スーパーセンター千曲店・小山貴史さん:
「自己防衛が大切になってきますので、自分自身や家庭の安全を確保するため、災害に備えた防災グッズを利用してください。(被災時は)公的支援も限られていますので、備蓄して水などを備えていただければ」
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