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「ホワイトクリスマス」定義ある?アメリカでは「25日朝7時に1インチ(2.54センチ)」 日本は…?

この冬最強の寒波の影響で、長野県内は22日から北部を中心に本格的な雪となりましたが、県内では大雪の峠は越えました。さて、あすはクリスマスイブ。雪が降り「ホワイトクリスマス」となるのでしょうか。そもそも、「ホワイトクリスマス」に「定義」はあるのでしょうか。

日本気象協会によりますと、海外では「ホワイトクリスマス」の明確な定義があり、アメリカでは「25日の朝7時に1インチ(=2.54センチ)以上の雪が積もっている」、イギリスでは「25日の24時間の間に雪が降っている」、カナダでは「クリスマスの日に2センチ以上、雪が積もっている」など、雪が降っていなくても、積もっていることが重要である国も多くなっているということです。

日本ではどうなのか?

身近な人に聞いてみると、「24日の夜から雪が降り始め、25日の朝に雪景色」、「クリスマスイブ(24日)に雪が降る。25日も含まれるかなぁ?」という声が。

日本気象協会によりますと、日本では明確な定義はないということです。

日本気象協会は、「ホワイトクリスマス」の定義を2つに分けて長野市でどのくらいの頻度で見られるのか、過去のデータを調べてみました。

1つ目は、「24日の夜間(24日午後6時から25日午前6時)に『降雪が見られた場合』」。1993年から2022年までの過去30年間に12回、見られたといいます。

2つ目は、「24日の夜間(24日午後6時から25日午前6時)に『1センチ以上の降雪が見られた場合』。こちらでは、過去30年間に5回となっています。

ちなみに、去年(2022年)は、長野市で1センチの降雪を記録しました。

では、今年は?

残念ながら、長野市では期待は薄いとのことです。
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長野放送ニュース

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