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「ドライシンドローム」知ってる?肌、口、目、鼻も…“ドライマウス”口臭強く…誤嚥性肺炎の危険性も

冬の乾燥対策を紹介

特集は冬の乾燥対策です。空気が乾燥するこの時期、肌だけでなく、口や鼻も潤いがなくなり、いわゆる「ドライシンドローム」と呼ばれる症状が起きやすくなっています。
医師のアドバイスや保湿グッズを紹介します。

■気になる乾燥によるトラブル…

長野市(12月8日)

空気が乾燥しがちな長野県内。

乾燥対策に手を焼いている人が多いようです。

30代:
「カサカサして、粉ふいちゃったりとか。頻繁にハンドクリームとか顔とかは化粧水を付けたりしてます」

20代:
「(乾燥は?)めっちゃ感じます。乳液を、最後のスキンケアを保湿度高いクリームに変えてます」

40代:
「のどが痛いというか、乾燥する、いがいがする。顔が肌がカサカサします」

体じゅうが乾燥する「ドライシンドローム」

この時期、気になる乾燥によるトラブル。症状が進むとー。

ドライマウス研究会・斎藤一郎代表:
「『ドライシンドローム』という病気になります。日本語で『乾燥症候群』。冬になってくると、大気が乾燥しますので、より症状が顕著になるというのが特徴」

体じゅうが乾燥し不快な症状が起こる「ドライシンドローム」。

40代以上の女性は女性ホルモンの分泌が減少するため、特に症状が出やすいとされています。

■「ドライスキン」対策は 

「ドライスキン」の原因は

長野市のクリニックでも肌の乾燥「ドライスキン」を訴える患者が増えているといいます。

わかこ皮ふ科クリニック・新保和花子院長:
「秋から冬にかけては、空気が乾燥して湿度が低下するので、それによって肌が乾燥する。暖房の使用によっても乾燥が悪化するという季節的な問題と、熱いお風呂や固い繊維のもので洗うという摩擦も皮脂を落として乾燥肌の原因になる。お子さんも皮脂の分泌量が少ないので、意外なんですけども、乾燥肌になりやすい」

わかこ皮ふ科クリニック・新保和花子院長

新保院長は肌荒れやかゆみなどのトラブルを避けるには、早めの保湿と部屋の湿度を高く保つことが重要だということです。

わかこ皮ふ科クリニック・新保和花子院長:
「加湿器がない場合は、例えば洗ったバスタオルを干しておくとかも有効。特に洗顔後や入浴後は皮脂が落ちて乾燥しているので、早めに保湿剤を塗ってください。保湿剤は、1日1回よりも2回塗る方が有効と言われてますので、入浴後だけでなく、朝も塗っていただけるといいと思います」

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長野放送ニュース

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