YouTube X Instagram

今年の雪の量は?北信濃の言い伝え「雪だめしの木」葉の落ち具合で占うと…暖冬と言われているが果たして!

7日は二十四節気のひとつ「大雪」です。里でも雪が降るころとされていますが、暖かい1日となりましたね。今年は「暖冬」と言われていますが雪の量はどうなるのでしょうか?北信濃の言い伝えを調べてみました。

まるで黄色の絨毯。飯山市瑞穂地区の「神戸の大イチョウ」です。

例年、この時期はほとんど葉が落ちていますが、今年は暖かく雨も少なかった影響でまだ3割ほどの葉が残っています。

7日朝も最低気温は各地で11月上旬から下旬並となりました。

さて、神戸の大イチョウは北信濃で「雪だめしの木」と言われています。

葉が短期間で一気に落ちるとその後、わずかな間に雪が降り積もり大雪になると言われています。

一方、ゆっくりと落ちていくと雪もゆっくり積もっていくと言い伝えられています。

今年の落葉の様子は?

神戸の大イチョウ保存会・金井晃会長:
「ゆっくり落葉しているなというところで、雪もゆっくり来るんじゃないかと。去年もゆっくり葉っぱが落ちたんですけど、割と雪は少なかった。2月にはほとんど雪がなかった」

北信濃の言い伝えではまだ、しばらく大雪とはならず、今年は雪の量も少ないと予想されますが…。

岸本気象予報士に解説してもらいます。北信濃の言い伝えでも今年はまだ大雪にならなそうですが、今年の雪の予想を改めて教えてください。

岸本慎太郎気象予報士:
「最新の3カ月予報によりますと、今年はやはり暖冬の予想です。上空に寒気が流れ込みにくいため、県北部の降雪量は平年より少ない見込みです。一方、中部と南部では低気圧の影響を受けやすく平年よりもカミ雪となることが多い見込みです。全体としては雪は少ない予想ですが寒気や気温によっては、急に大雪なる可能性もありますので、最新の天気予報を確認してください」
  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ