
資料 小海線
21日、JR東日本が利用者の少ない地方路線の2022年度収支を公表しました。長野県内4路線8区間を含む34路線62区間のすべてが赤字で、計648億円に上っています。
長野県内4路線8区間の運輸収入は、いずれも2021年度を上回りました。

資料 飯山線
大糸線、小海線、中央本線の計5区間では赤字が縮小しましたが、飯山線では3区間とも拡大しました。
JR東日本は、地方路線の厳しい状況を住民に理解してもらい、持続可能な交通体系についての議論を進めたいとして、2019年度以降の収支を毎年公表しています。

資料 大糸線
◇長野県内の路線の2022年度収支(*カッコ内は2021年度収支)
・飯山線 豊野ー飯山間 -7億3700万円(-6億7400万円)
・飯山線 飯山ー戸狩野沢温泉間 -3億2900万円(-3億100万円)
・飯山線 戸狩野沢温泉ー津南間 -9億4400万円(-8億6300万円)
・大糸線 信濃大町ー白馬間 -8億3600万円(-9億6500万円)
・大糸線 白馬ー南小谷間 -3億7800万円(-4億2600万円)
・小海線 小淵沢ー小海間 -14億7000万円(-16億7100万円)
・小海線 小海ー中込間 -7億1600万円(-7億8800万円)
・中央本線 辰野ー塩尻間 -5億4600万円(-8億300万円)