「日本代表する俳優に」14歳サッカー少年が芸能界へ　応募1万6000人オーディションで「グランプリ」

期待の14歳です。サッカー少年だった県内出身の中学2年生が大手芸能事務所のオーディションで1万6000人以上の中からグランプリを獲得。「日本を代表する俳優に」と、夢に向かって歩み始めました。

佐藤来未登（さとう らいと）さん14歳。サッカークラブ「アルティスタ浅間U－15」に所属する中学2年生です。

佐藤来未登さん（14）:
「（持ち味は）スピード系です。コーチと仲間と同じ目標に向かって頑張っていく感じがいいところ」

一時はプロを目指していましたが、サッカーとは別の新たな目標ができました。

佐藤来未登さん（10月7日　第3回スターオーディション）:
「おじいちゃんからもらった高い鼻と、サッカーで鍛えたこの腹筋が僕の自信の持てるところ。スターダストさんの輝くスターになりたいと思う気持ちはだれにも負けません」

10月行われた芸能事務所「スターダストプロモーション」主催のオーディション。

小学生の頃から芸能界・俳優にも憧れていた佐藤さんは知り合いの勧めで参加しました。

スターダストプロモーションは山田孝之さんや山崎賢人さん、北川景子さんなども所属する大手です。

特技のダンスでアピール！

佐藤来未登さん：
「始めたばかりで自信がなかったので、ダンスの先生とかにアドバイスいただいて頑張りました」

そして…

司会：
「佐藤来未登さん、前の方にお越しください」

見事、応募総数1万6397人の中からグランプリに選ばれたのです。

佐藤来未登さん（第3回スターオーディション）:
「自分がグランプリになれるなんて思ってなくて、実感がわかないんですけど、本当にうれしいです」

審査員からは「すごくキラキラしていたが、将来的にはギラギラした部分を出せるような役者になりそうだ」と評価されました。

佐藤来未登さん：
「手ごたえが全くなくて、やり切れたのかなって、名前呼ばれるまでずっと考えいて、名前呼ばれてとてもびっくりしました。お姉ちゃんと、いとことお母さんがが泣いて喜んでくれて。日ごろの感謝をこういうふうに形にして見せられたのかなと」

オーディションの最終選考はサッカークラブの北信越大会を欠場して臨んだそうです。

グランプリ受賞にチームメートは…

チームメイト：
「さすがだなと。腹筋もすごいなと思いました」
「あの舞台でも堂々とできるのがすごかった。有名なテレビ番組とかに出て、活躍してくれたらうれしい」

佐藤来未登さん：
「それ（応援）に応えられるように今後、頑張っていきます」

サッカー一筋の生活から一転、スターダストに所属し芸能活動をスタートさせる佐藤さん。俳優という目標に向かってこれから歩み始めます。

佐藤来未登さん：
「オーディションの際に、（スターダストの先輩の）北川景子さんに言われたように、謙虚さを忘れずに、礼儀や感謝の気持ちを持って、感謝の気持ちを出せる俳優になりたい。アクション映画だったり、子どもたちの憧れの仮面ライダーとかもぜひやってみたい。日本を代表する俳優になります」