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児童が防災学習「命守る行動」考える 浸水の長野市長沼小 避難計画は時系列で 千曲川堤防決壊4年

台風19号の大雨で長野市の千曲川の堤防が決壊してからきょう10月13日で4年です。あの日の記憶は、子どもたちの中にも刻まれています。長沼地区の小学校では、事前の避難計画など「命を守るための行動」を改めて学びました。

「黙とう」

長沼小学校では毎年10月13日を「長沼防災の日」と定めています。

学校は、堤防が決壊した場所から1キロほどの場所にあります。4年前は、校舎にも濁流が押し寄せました。

あれから4年―。

13日は、大雨に備え、あらかじめ避難計画を決める「マイタイムライン」について学びました。

長沼地区住民自治協議会・住田昌生事務局長:
「地図を見て、どこに避難するかは家族で決めておく。おじいちゃんおばあちゃんがいれば『一緒に行くんだよ』ってことも決めておく」

児童:
「ライトは?暗いときとかに」

いざというときに持ち出す「防災ポーチ」に何を入れるか…。

新聞紙で作るスリッパは避難所などで役立ちます。

6年生:
「新聞紙使うだけで、簡単にできるのがいいと思った」
「避難する場所を決めていなかったので、きょう帰ったら家族と話したい」

子どもたちの中にも残る災害の記憶。長沼小では今後も防災・減災学習に取り組み続けます。

長沼地区住民自治協議会・住田昌生事務局長:
「毎年、小学生も含めて防災訓練(や学習)をやっていれば、風化しないので、日ごろからの訓練は大事」
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