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自宅浸水の中学生「人の命を助ける人に」 経験を次世代へ 長野市豊野地区で集い 千曲川堤防決壊4年

台風19号の大雨で長野市の千曲川の堤防が決壊してからきょうで4年です。豊野地区では被災の経験を次世代につなごうと「10.13を伝えていく集い」が開かれました。

豊野中 1年・勝山麟太郎さん:
「(台風の)次の日、家に行って(荷物を)運び出そうとするともう家には水が来ていました」

若い世代を代表して宣言したのは、豊野中学校1年の勝山麟太郎さんです。小学3年生の時に被災し自宅が浸水しましたが、災害を体験し夢もできました。

豊野中 1年・勝山麟太郎さん:
「(避難先の)体育館にいるとき、自衛隊のヘリがきました。自衛隊の人が助けてくれなければ、どれだけの人が亡くなっていただろうか。僕はこの体験から人の命を助ける人になりたいと思いました」

航空関係の仕事に就く夢に向かって、何事も真剣に取り組みたいと誓いました。

旧豊野町のイメージソング「ゆたかのまち」をみんなで歌う―。

住民:
「さら地がまだたくさん残っているので(復興は)まだまだかな。とてもいい場所なので、また元のようににぎやかな町になってくれれば」
「私は一番大事なのは近所づきあいだと思います。いざという時に日頃の付き合いが大事だと思います」

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長野放送ニュース

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