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名人戦「勝負おやつ」の菓子店も歓喜 藤井聡太八冠 “七冠”達成の舞台「高山村も知ってほしい」

将棋です。11日の王座戦第4局で勝利し、史上初の「八冠」となった藤井聡太さん。
長野県内の将棋関係者などからも祝福や喜びの声が上がっています。

11日、京都市で行われた将棋の王座戦第4局。

2勝1敗でタイトルに王手をかけていた藤井聡太七冠が、永瀬拓矢王座を破り、史上初の「八冠」となりました。

県内からも祝福の声が上がっています。

今年6月の対局で「七冠達成」の舞台となった高山村。住民や村長も、11日夜の対局を注目していました。

村民(70代):
「大したもんだね、あの年で八冠なんてね。あと頑張ってもらうだけだね」

高山村・内山信行村長:
「こんなに早く八冠を達成されたということは、おめでたいということで祝意を申し上げたい。(高山村は)『名人が誕生した』というところを知っていただきたい」

対局が行われた温泉旅館「緑霞山宿藤井荘」の女将は、「前人未到の快挙。心からお祝い申し上げたい」とコメントしています。

長野市の菓子店「たむら」。人気の「フルーツスフレロール」が6月の対局の際、「勝負おやつ」として藤井八冠に選ばれました。

たむら・田村康博社長:
「私自身は将棋やらないのでわからないですけど、藤井さんのことはずっと注目しています。敬服するのみですね。素晴らしいことではないですか。タイミングでしょうけど、(食べてもらい)良かったなと。今のまま一生懸命頑張ってください」

県内の将棋ファンも八冠誕生を喜んでいます。

将棋ファン:
「朝から見てました、ずっと。相当、才能ある方でもタイトルに手が届かない方もいるので、全冠制覇というのは普通では考えられない世界」

日本将棋連盟県支部連合会の小野澤憲雄会長は、藤井八冠をきっかけに、県内の将棋を盛り上げたいとしています。

日本将棋連盟県支部連合会・小野澤憲雄会長:
「藤井総太八冠の誕生、みんな拍手で迎えたんじゃないですかね。全く関心がなかった人も興味を持ったんじゃないかと。将棋関係者としては喜びこれに過ぎたるものはありません」
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長野放送ニュース

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