
「北斗の拳」のキャラクター「ジャギ」の銅像(佐久平駅 長野県佐久市)
人気漫画「北斗の拳」は8月、40周年を迎えました。原作者の武論尊さんの出身地・佐久市では記念事業を展開します。15日は、佐久平駅にキャラクターの胸像がお披露目されました。
仮面をかぶった男。人気漫画「北斗の拳」のキャラクター「ジャギ」です。15日、佐久平駅で胸像がお披露目されました。
9月で連載開始から40周年を迎えた北斗の拳。原作者の武論尊さんが佐久市出身という縁があり街も盛り上がっています。

北斗の拳 原作者・武論尊さん(佐久市出身)
「ジャギ」は主人公に倒される悪役ですが武論尊さんの好きなキャラクターだということです。
北斗の拳 原作者・武論尊さん(佐久市出身):
「(主人公)ケンシロウはあちこちにあるけどジャギは多分初めてだと思う。佐久市が元気になるように少しでも協力できたら良い」

バルーン
「北斗の拳」の街として佐久市が力を入れ始めたのは2018年ごろ。
故郷に恩返しがしたいと武論尊さんが2017年からこれまでに市に8億円を寄付。
漫画家を目指す若者を育てる「漫画塾」を開校させました。
その後もマンホールやバルーン、ラッピングバスなど「北斗の拳」で地域を盛り上げています。

さくしドロップス
コラボ商品も出ています。サクマ製菓とのコラボ「さくしドロップス」は人気商品となっていてすでに第6弾まで。
15日「ラオウバージョン」が先行販売され早速、多くの人が買い求めていました。
神奈川から:
「14個買いました。『一片の悔いなし』みたいな感じでかっこ良くていいなと思いました」
佐久市出身の大学生(神奈川在住):
「すごくかっこ良いな、魅力的ですね。市内を盛り上げようと頑張っているところがいい」

「北斗の拳」のキャラクター「ジャギ」の銅像
北斗の拳の街・佐久。40周年をチャンスととらえ市はさらに盛り上げていく予定です。
佐久市・柳田清二市長:
「(北斗の拳が)佐久市を訪れる大きな観光の目玉になっていく」
18日には武論尊さんと当時の編集担当が「誕生秘話」と題して対談するイベントやアニメのオープニングエンディング曲を歌ったクリスタルキングのミニコンサートも予定されています。