YouTube X Instagram

北アルプス穂高連峰で4人死亡 “夏山シーズン”県内で101件遭難 「疲労」は過去5年で最多に

提供:長野県警

今年の夏山シーズンに長野県内で発生した山岳遭難は101件で、このうち疲労によるものが19件と過去5年で最も多くなりました。県警は猛暑が影響したのではないかと見ています。



今年の7月~8月の夏山シーズンに県内の山岳で発生した遭難

今年の7月から8月の夏山シーズンに県内の山岳で発生した遭難は101件・101人でした。年齢別では60歳以上が半分の52人を占めています。

遭難の内訳で最も多いのが転倒で35人、転落・滑落が22人。疲労は19人で過去5年で最も多くなりました。

県警 山岳遭難救助隊・岸本俊朗隊長

疲労による遭難が多い理由はー。

県警 山岳遭難救助隊・岸本俊朗隊長:
「猛暑の影響もある。軽い熱中症、脱水症でのバテの遭難もあるので、あとはトレーニング不足」

資料 北アルプス穂高連峰

また、死者は10人で去年より4人増えこのうち6人が穂高連峰で死亡しています。



提供:長野県警

これから秋の紅葉目当ての登山者が増えると予想され、県警は改めて防寒や日没を意識した対策を呼び掛けています。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ