
専属スタッフ
2年前から準備を始め、本社二階を厨房に改装。専属スタッフを雇いました。
野菜、小麦粉、みそなど材料はほぼ長野県産です。
■外はカリッ、中はモチッ

スチームコンべクションオーブンで焼き上げる
作り方は至ってシンプル。
小麦粉、みそ、砂糖、そして刻んだニラを混ぜて型に流し込んだら、一度、スチームコンべクションオーブンで焼き上げます。

「やさしい味で、しょっぱくもなく甘すぎず食べやすい」
味つけはー。
食の森 ひつじ・堀内京介店長:
「やさしい味で、しょっぱくもなく甘すぎず食べやすい、何枚でもいけるニラせんべいに仕上がっています」
焼きたてを提供しようと、注文を受けてから店のフライパンで改めて焼き目をつけて客に渡します。
これで外はカリッ、中はモチッとした状態に。
■ナス、ズッキーニもせんべいに

ショールームのベンチで食べることもできる
昼食などに購入する人が多く、すでにリピーターもいます。
50代女性(市内):
「自分で作ればいいが、なかなか作らないので(店が)できると聞いてうれしくて懐かしいなと。昔と比べてちょっとあっさりとしてるというか食べやすいので、いくらでも食べられる」
買ってから、近くのショールームのベンチで食べることもできます。
30代女性(市内):
「甘めです、おいしい。おばあちゃんに会いたくなったな」

ニンジンやナスなど9種類の「せんべい」
店ではニラ以外にもナスやニンジンなど9種類の「せんべい」を販売中。

せんべいを昼食に
こちらの男性が食べているのは「ズッキーニせんべい」。
ズッキーニせんべいを購入・50代男性(山ノ内町出身):
「おいしい、もちもちしている。こういうふうに販売するとは思いもよらなかった。ちょろっと来て寄れて簡単に食べられるのはすごくいいかも」
■地元の野菜を知って 地産地消目指し

「せんべい」に使う野菜の多くは堀内清子さんが収穫
「せんべい」に使う野菜の多くは堀内清子さんが、松代町にある義理の両親の畑で収穫しています。
ミヤザワCA・堀内清子取締役:
「地域の皆さんに地元の野菜を知ってほしいというのがありまして、できるだけ地産地消を目指してやっていくのが希望」

義理の母・清江さん
義理の母・清江さん(82):
「(ニラせんべい)この前いただきました。よくできてるなと思ってさ。野菜をいろいろ使っていただいて、みんな考えてやってくれてうれしいな」

野菜はせんべいに使う他、店で格安で販売(1袋108円)
野菜はせんべいに使う他、店で格安で販売。(1袋108円)いずれは他の農家からも仕入れたい考えです。
■今後では東京でも

「にらせんべい」
素朴で懐かしい味わい。
宮沢社長は「都会でも受け入れられるのでは」と「にらせんべい」に可能性を感じています。
ミヤザワCA・宮沢誠一社長:
「まずは地元からゆっくりゆっくり広めて、長野県の皆さんに知ってもらいたい。最終的には長野県出身の方が東京にいれば、東京で食べてもらえるような冷凍品をアンテナショップみたいな所に卸すことができればいいな」