
諏訪湖花火大会
4年ぶりに通常開催された諏訪湖の花火大会です。15日、台風7号の影響も心配されましたが予定通り23セットが打ち上がり、大勢の観客が楽しみました。

諏訪湖花火大会
夜空を彩る花火。15日夜に開かれた諏訪湖の花火大会です。新型コロナの影響で通常開催は4年ぶり。湖上を彩る大輪の花を大勢の観客が楽しみました。
観客:
「すごいきれいでした。初めてこんな近い所で見られたので感動しました」

会場周辺には長い列が…
打ち上げ開始の9時間前。場所取りのため会場周辺には長い列ができていました。楽しみの一方、懸念も…。台風7号の影響です。
開場を待つ人:
「雨降らなそうで、風だけなのでこれ以上強く風が吹かなきゃいいな」

強風で苦戦…
午前11時、開門すると場所取りのためダッシュする人も。良い場所を見つけシートを広げようとしますが、強風で苦戦していました。
2番目に並んだ人:
「ベスポジです。みんなで一番いい所取って楽しく見るという気持ちで4年間分の思いを込めて走りました」

午後3時ごろには雨…
午後3時ごろに一時、雨が降りましたが、大会本部は気象データを確認し、午後4時の会議で最終判断しました。
実行委員会会長・金子ゆかり諏訪市長:
「気象情報を分析しまして、問題ないということで催行です」

上諏訪駅も大混雑
場内アナウンス:
「花火は予定通り開催いたします」
開催決定が場内に告げられると、観客たちも拍手して喜んでいました。
横須賀から:
「いやー良かった、良かった」
夕方、上諏訪駅も人が増え混雑してきました。

小泉良二さんと孫の駿くん(7)
3人の孫や妹家族など総勢14人で訪れたのは地元・諏訪市の小泉良二さん(75)です。
コロナ禍前は毎年訪れていて、5年前に取材したときは「場所取り」のため並んでいました。今年は市民限定の升席が抽選で当たったため、ゆっくりと会場入りです。
小泉良二さん(75):
「今年はくじで当たっちゃったもんで、こういう席で時間に関係なく来れたもんで最高。台風でひょっとしたらダメかなと思ってたからうれしさが倍になる」
当時2歳で花火に泣いていた孫の駿くんは、7歳になりました。
小泉さんの孫・駿くん(7):
「(5年前は)怖がってた。(どんな花火が見たい?)大きい花火」
駿くんの兄・翼さん(17):
「またこうやって家族と一緒に見られて幸せだなと思ってます」