【高校野球】上田西が決勝進出　ウェルネス敗退　名将・中原監督は勇退「野球が好きで幸せな人生」

高校球児の熱い戦いです。夏の甲子園出場をかけた高校野球の長野県大会、準決勝2試合が行われ上田西と松商学園が決勝進出を決めました。

第1試合は上田西とウェルネス長野が対戦しました。

4回裏、上田西はプロ注目の強打者・横山。2塁打で出塁―。

このチャンスに6番・木次、7番・岩下、連続タイムリーで2点を先行します。

ウェルネスを率いるのは監督歴40年、松商学園などで11回甲子園に出場した名将・中原英孝監督（78）。

この夏での勇退を表明していて、選手たちも有終の美を飾らせたいと奮起し、創部8年目で初めてベスト4まで勝ち上がってきました。

無得点のまま迎えた9回。

ウェルネスも意地を見せ連続ヒットでチャンスをつくりますが、上田西が3対0で勝ち5年ぶりの決勝進出を決めました。

試合後、中原監督はー。

ウェルネス長野・中原英孝監督（78）：
「きょう、やっぱり勝ちたかった。これが本音です。母校（松商学園）に帰って来たり、違う学校で監督をやったり、ある意味では野球が好きで幸せな人生だと思います」

決勝戦はあさって27日午前10時から長野オリンピックスタジアムで行われます。