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商業施設跡地に県内最大級マンション計画 建設相次ぐ市街地 旺盛な需要「利便性求めて郊外から中心部へ」

跡地に建設されるのは、総戸数291戸県内最大級の分譲マンションになる見込み

長野市街地の「アゲイン」跡地に、県内最大規模の分譲マンションが建設されることがわかりました。活発なマンション建設の動きは、今後も続く見通しです。

長野市の中央通り沿いにあった「アゲイン」

長野市の中央通り沿いにあった「アゲイン」。衣料品店や雑貨店が入り、若者を中心に親しまれてきましたが、2022年7月、老朽化などを理由に閉店しました。

地上15階・地下1階、総戸数291戸と県内最大規模となる見込み(イメージ図)

あれから1年。解体工事が進む中、後利用の計画が判明しました。

(記者リポート)
「跡地に建設されるのは、総戸数291戸の県内最大級の分譲マンションです」

土地と建物は、不動産大手の「東京建物」とマンション事業を手掛ける「穴吹興産」の共同所有。

後利用の行方が注目されていましたがこのほど、東京建物は分譲マンションの建設計画を明らかにしました。

地上15階・地下1階、総戸数291戸と県内最大規模となる見込みです。1階には店舗向けのスペースも2区画設け、東京建物は「中心市街地のにぎわいづくりに貢献したい」としています。

着工は今年11月で3年後の10月末の完成を見込んでいます。

解体工事が進む大規模マンション予定地

街の人は…

30代:
「場所が良いので、お店もあるので、マンションできればいいんじゃないかと思います」

40代:
「スーパーもあるし、首都圏みたいに人が大勢いる訳でもないので、程よい感じで、生活はしやすいんじゃないかなと」

60代:
「人口増える分には、自治体としてはいい方向に行くでしょうけども景観とか、その辺のところが気になるところでありますけどね」

マンション建設が相次ぐ長野市

市内では近年、マンション建設が相次いでいます。利便性の高さや管理の手軽さから、シニア層をはじめ、幅広い世代に需要があります。

県宅地建物取引業協会・市川昇長野支部長:
「基本的には皆さん利便性を大事にして郊外から中心部。利便性の高い所に住み替えたい、そういう流れは変わっていかない。中心市街地に定住人口も増えるということなので周辺にとっても良いことだと思う」

旺盛な需要を背景に長野市街地では今後もマンション建設が続く見込みです。

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長野放送ニュース

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