
野菜は6種類使い、1杯当たりの量は380g
よりヘルシーにということで、「野菜」は地元産を中心に、キャベツやタマネギなど6種類ほどを使う。
1杯当たりの野菜の量は、厚生労働省が健康維持のため推奨する成人男性の1日の目安350gを上回る380g。
調理担当・松本幸江さん:
「お年寄りの人は食べきれないって」

野菜は北アルプスをイメージして「山盛り」
油を極力、カットするため野菜は炒めずにゆでて提供。健康を気遣う人にも気兼ねなく食べてほしいと工夫した。
星と緑の物産館・高木英彦支配人:
「油を使わないで、ボイルだけでトッピングする。健康志向を考えて、さらに野菜のうまみを引き出すことにこだわり」
野菜は北アルプスをイメージして「山盛り」に―。
■「味変アイテム」も

「味変アイテム」マッシュポテト
マッシュポテトは村にある「天文台」をイメージ。中にすり下ろしたニンニクとショウガが入った「味変アイテム」だ。
食堂は評判のタンメンを求めて、休日を中心ににぎわっている。
長野市鬼無里から:
「野菜がたくさんのっていておいしい。シャキシャキしていました」
富山から:
「こういう山あいって、『おそばかな』と思うけど、タンメンって珍しい」
小諸からサイクリング:
「ルート上に良さそうな店ないかなと思って、地産地消のタンメンって書いてあったので、寄ってみました。正解です」
■サイドメニューは「卵かけごはん」

サイドメニューの「卵かけごはん」(地産地消のTKG 380円)
「地産地消」はサイドメニューの「卵かけごはん」でも。
仕入れ先は村内にある「信州MIYAFARM」。
ニワトリは有機野菜などを餌に放し飼いにされている。
卵の商品名は「天空の卵」。
箸でつかめる黄身は鮮度の良さと豊富な栄養の証しだ。
星と緑の物産館・高木英彦支配人:
「美しい村と同時に、食べ物もおいしい村とアピールできるのではないかと」
■長く営業することが一番のPR

小川タンメン
健康志向と地産地消で早くも村の新名物となりつつある「小川タンメン」。食堂はにぎわいを生み出し、活性化に貢献したいと意気込んでいる。
星と緑の物産館・高木英彦支配人:
「ここで長く営業を続けることが、一番のPRになるのかなと。愛される食堂・愛される場所にならないといけない。気楽な感じでお立ち寄りいただけるような、社交場と言ったら大げさになりますけど、そういった拠点になっていけば幸い」