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ゆで野菜たっぷり「小川タンメン」”味変”マッシュポテト 地産地消で地域活性化

地元野菜がたっぷりのった「小川タンメン」780円

長野県小川村の食堂が2022年秋、「タンメン」にこだわった店に生まれ変わった。麺に乗せる野菜の多くとサイドメニューの「卵かけご飯」の卵は、ともに地元産。「地産地消」に力を入れ、活性化にも貢献している。

■中太麺、鶏ガラスープ、野菜たっぷり

食堂

小川村の山あいにある一軒の食堂。

中太の麺を鶏ガラスープに、その上にはゆで野菜をたっぷりと。

その名も「小川タンメン」が出来上がった。

静岡から:
「野菜が多くて、あっさりしておいしい。ボリューム感、たくさんあるから食べきれるかどうか(笑)」

星と緑の物産館・高木英彦支配人:
「『ボリュームたっぷりありますね』という反応が多いですね。小川村自体をアピールできる位置付けになればいい」

■リニューアル時から「目玉メニュー」

食堂は「星と緑の物産館」の中に

食堂は2022年秋にリニューアルされ、タンメンはその時からの目玉メニュー。じわりと人気が広がっている。

食堂が入る建物は、かつての「地場産センター」。村が1993年に設置し、地元の女性グループがおやきや手打ちそばを提供してきた。

しかし、メンバーの高齢化に加え新型コロナの影響もあり、2021年の年末に閉じられた。

高木英彦支配人

その後、にぎわいを取り戻そうと村が近くの宿泊施設「星と緑のロマン館」の指定管理者となっていた大町市の清掃会社に運営を打診。

2022年9月、同様に指定管理者となり、食堂にリニューアルした。

星と緑の物産館・高木英彦支配人:
「小川村に少しでも寄与できればという中で、こちらも請け負うという形で社長が決断した」

■入院…反省から“ゆで野菜”たっぷり

ゆで野菜たっぷり「小川タンメン」 780円

メインのメニューは塩、しょうゆ、みその3つの味付けが選べる「タンメン」。

なぜ、「タンメン」にこだわったのか。

星と緑の物産館・高木英彦支配人:
「弊社の代表が昨年、体調を崩して入院した時に、今までの自分の食生活を考えると、ハンバーグや肉類、揚げ物類が多かったと。そういう面では反省したという中で(好物の)ラーメンを健康志向の中で取り入れていけるかという発想で、今回の小川タンメンにたどり着いたと」

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