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登録30年「道の駅 信州新町」 ”県内第一号”災害やコロナ乗り越えて 感謝の記念フェア

長野県内第一号の道の駅「道の駅信州新町」が30周年を迎えました。これに合わせて「30」に因んだ特別価格のフェアを開催中です。災害やコロナ禍を乗り越え人気施設の30年を振り返ります。

長野市の国道19号線沿いにある「道の駅信州新町」。

24日は、オープン直後から多くの買い物客で賑わっていました。

客:
「パンを買いました。30円でいただきました」
「タマネギは1つ30円。安いと思います」

地元・信州新町の矢嶋製パンの「あんぱん」が通常5個・360円のところ、1個30円。

玉ねぎも1玉30円。

6000円相当の地元食材などが入った「福袋」は3000円の大特価です。

道の駅 信州新町・高山隼さん:
「『30』にちなんで、30円コーナーや300円コーナー、3000円コーナーという見出しをつけて」

特別価格のフェア。30年分の感謝が込められています。

道の駅信州新町は1988年に「町おこし」の「地場産業開発センター」としてオープン。地元の食材や地酒、工芸品などを販売してきました。

その後、1993年、県内第1号の「道の駅」に登録され親しまれてきました。

しかし、その後の道のりは決して平坦ではありませんでした。

国道19号線は度々災害に見舞われました。

2004年に信更町安庭で、2021年には篠ノ井山布施で地滑りが発生。その都度、アクセスが困難になりました。

さらに、2020年からは新型コロナの拡大もあり厳しい運営を強いられました。

道の駅 信州新町・高山隼さん:
「いろいろな天災もありましたけどその時は困った。いろんな課題を突き付けられるところなのかなと」

それでも乗り越えられたのは季節の野菜・山菜を揃えた「直販コーナー」、年間4万食も出る、評判の手打ちそばの店、「ほうろく」を使って焼き上げる人気のおやき店と、施設の「西山らしさ」が観光客や地域住民に支持されてきたからです。

感謝を込めた記念フェア。

冒頭で紹介したもの以外にも、長野市産の米「ミルククイーン」が1回30円で2合相当すくえる「米すくい」や、名物のジンギスカンを入れた焼きそばも。

客:
「ジンギスカンが入っていたので初めてだったので食べてみたいと」
「これからも続いてほしい」】

記念フェアは6月27日までの開催。

施設は次の「30年」を見据えています。

道の駅 信州新町・高山隼さん:
「休憩スペースになっているけど今後は目的地になるように取り組んでいきたい」

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長野放送ニュース

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