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【改革元年】部活動「地域移行」 長野県内初「地域クラブ」地区大会に参加 中体連が参加認める

中学校の部活動を地域のクラブや団体に移す「地域移行」です。先週末、中体連・中学校体育連盟の陸上の大会に通常の中学校の陸上部に交じって、長野県内で初めて「地域クラブ」も参加しました。

3日、開かれた陸上の北信大会。中学40校の陸上部に交じって、一つの「地域クラブ」が参加しました。

若穂RCジュニアクラブ2年生:
「今年はクラブになって『若穂RCジュニアクラブ』でやっています」

「地域移行」は少子化で学校単位での部活動の維持が難しくなってきたこと、教員の働き方を見直すことを背景に政府が推し進めています。

今年度から3年間は「改革集中期間」で、可能なところから移行を進めることになっています。

これに伴い中学校の部活動に限られてきた中体連の大会に「地域クラブ」の参加が認められました。

北信中体連 陸上競技専門部・牛久保裕介委員長:
「選手たちにとっても、クラブチームで頑張っていて、いろんな事情で部活には参加してこなかった選手が出る機会のひとつにもなっている」

今大会唯一の地域クラブ「若穂RCジュニアクラブ」は、若穂中と松代中の陸上部の「地域移行先」です。

若穂RCジュニアクラブ3年生:
「一緒にずっと練習してきた仲間で、一緒に出られるのはうれしいです」

若穂RCジュニアクラブ2年生:
「また新しい感じがして新鮮です」

若穂RCジュニアクラブ・塚田猛代表:
「中体連もクラブチームの参加を認めてくれたので、子どもたちの背中をしっかり押してあげられたらと思います」

今年度は「地域移行」の改革元年。

夏の中体連の大会には県内62の地域クラブが参加する予定です。

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長野放送ニュース

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