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現職逮捕で揺れた塩尻 自民党は議席失う 新人・丸山寿子氏と現職・続木幹夫氏が当選

9日投開票が行われた長野県議会議員選挙です。57人が決まりました。新人は13人、女性議員は過去最多に並ぶ11人です。過半数を目標に掲げた自民党は、推薦も合わせ24人の当選に留まりました。

自民党の現職議員が殺人の罪で逮捕・起訴される異例の状況での選挙戦となった塩尻市。

2議席を4人で争い、新人と現職の2人が当選しましたが、自民党は議席を失いました。

自民党の現職県議だった丸山大輔被告が殺人の罪で起訴され、状況が一変した塩尻市選挙区。2議席を現職1人と新人3人で争いました。

トップ当選したのは、新人の丸山寿子さん(64)。市議を6期途中まで務めた実績などを訴え、支持を広げました。

塩尻市区で女性が当選するのは初めてです。

初当選・丸山寿子さん:
「いきいきと心豊かに暮らせる長野県を目指して頑張りたい。男性だけでなく、女性の感性・視点があって初めて誰もが生きやすい世の中になる」

2議席目は、現職の続木幹夫さん(65)。「市民の良識が問われる選挙」と繰り返し訴え、自民が擁立した新人候補と22票差の接戦を制しました。

3回目の当選・続木幹夫さん:
「当選は当選なので、3期目としてより一層地域のために貢献して恩返ししていきたい」
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長野放送ニュース

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