12年ぶり選挙戦　新人が現職破る　東御市区・佐藤千枝さん「女性が変える」

9日投開票が行われた長野県議会議員選挙です。57人が決まりました。新人は13人、女性議員は過去最多に並ぶ11人です。過半数を目標に掲げた自民党は推薦も合わせ24人の当選に留まりました。

12年ぶりの選挙戦となった東御市区。

当選したのは、無所属・新人の佐藤千枝さん（67）です。

初当選・佐藤千枝さん：
「8年間、選挙がなく県政がよく分からないという中で、もっと身近に分かりやすい県政目指さなくてはならない」

市議を3期10年務め、今回の選挙は連合長野や羽田孜元首相の後援会組織「千曲会」からの推薦を受けました。

出産・子育て支援の充実など女性目線・市民目線の政策を訴えました。

初当選・佐藤千枝さん：
「女性が能力を開花させながら政治参画することで社会を、政治を変えていく一歩になれば」

今回、佐藤さんを含め女性は過去最多に並ぶ11人が当選しました。

自民党現職・石和大さんは落選―。

落選・石和大さん：
「恩返しできなかったことは私の不徳の致すところ。心からおわび申し上げます」