社員賃金平均10％アップ　建設機械の竹内製作所　過去最多38人入社　米国市場好調、新工場稼働で採用増

新年度がスタートし、多くの企業で入社式が行われました。長野県坂城町の竹内製作所では、過去最多となる38人が仲間入りです。

新入社員代表・栢沼哲郎さん：
「仕事でさまざまな困難にぶつかっても楽しみながら乗り越えていきたい」

坂城町に本社を置き建設機械を製造する竹内製作所。

過去最多となる新入社員38人がお揃いの作業着を着て式にのぞみました。

竹内製作所・竹内敏也社長：
「世の中の変化に気づき、常に新しい発想とチャレンジ精神で業務にまい進してほしい」

公共投資の増加などで主力のアメリカ市場が好調なことに加え、青木村で8月に新工場が稼働するため、採用は昨年度の25人から1.5倍に増やしました。

また、人材を確保するため、ベースアップや定期昇給、賞与によって、全社員の賃金を前年度から平均10％引き上げました。

大卒の初任給も1万5000円程度上がります。

新入社員は…：
「緊張してますけど学校から（環境が）変わるので楽しみで胸がワクワクしている」
「（コロナ禍で）今までできなかった飲み会や懇親の場で仲を深めていければ」

新入社員は1カ月間の研修を経て、各部署に配属されるということです。