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子育て世代に大好評!「おさがり交換会」 物価高・SDGs…子ども服を有効活用

長野市のリサイクルプラザでは、不定期に開かれる子ども服の「おさがり交換会」が人気です。歴史的な物価高の中、2月11日も子育て世代に大好評でした。

2月11日、長野市のリサイクルプラザ。子育て世代が長い列を作りました。目的は、子ども服や子ども用品の「おさがり交換会」です。

利用者は持ち込んだ数だけ他の人の持ち込み品と無料で交換できます。持ち込まなくても3点100円で購入できます。

4人の子どもの母親:
「(どれくらい持ってきた?)30着くらいです。(着られない服はたくさん出る?)出ます出ます。新しい服も全部買うと高いので、こういうことをやってもらえて、とてもありがたい。(お目当ては?)春物の洋服と保育園のお着替えを」

子ども服などが種類やサイズごとに分けられ、いよいよスタート。

子連れの母親:
「見てほら、こんなのある」

子ども:
「いやだ。こういうのとか、いやだ。こういうのとかあったよ」

「おさがり交換会」は、長野市のリサイクルプラザがごみを減らす「リユース」の取り組みとして7年前に始めました。

ただ、最近は歴史的な物価高。不定期開催ですが、何かと出費がかさむ子育て世代にとってはありがたいイベントで、毎回、大人気となっています。

1歳の子どもの母親:
「(お目当ては?)たくさんありました。春の服をちょっと探しに、ロンTとか半袖とか」

こちらは倉庫です。交換会とは別に毎月1回「回収日」もあり、なんと1万7000品ものストックがあります。持ち込んだ人は次の「交換会」で引き替えることが可能です。

さて、イベントの制限時間は50分。袋いっぱいの「おさがり」を手に入れた人もいました。

4人の子どもの母親:
「水着まで手に入って交換できたので本当に良かったです、家計にも優しくて。(物価高で)ダメージが大きいので、こうして開催していただけて、お財布にやさしい」

子ども:
「楽しかった、選ぶの」

1歳の子どもの母親:
「毎回、すごく楽しくて宝探しみたい。家計の助けになっています」

リサイクルプラザ・望月るみ子ヘッドチーフ:
「子ども服や育児用品は一時使って必要なくなるけど、まだ使えるものがたくさんある。もったいないとか、まだ使えるものは、どんどん回して使っていくということで、皆さんにご利用してもらいたいと思っています」

次回の開催は5月28日。城山公園で行う予定です。
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長野放送ニュース

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